セラピー（児童発達支援）

てらぴぁぽけっと広島中央教室では、825項目の基準ステップを基に、
一人一人のお子様の発達に合わせたセラピーを組み立てて行きます。
（→お子様に合ったプログラムの作成）

基本のプログラムから、日々、お子様に合わせてプログラムの種類や内容、段階を設定し実施していきます。
お子様が無理せず、楽しくセラピーすることができるよう、「強化子」と呼ばれるお子様に合わせたご褒美を用いながらできることを増やしていきます。

実際のセラピーでは、お子様の行動を固めすぎずに、動きの中でセラピーを行って行きますので、セラピーのバリエーションは無限大となります。

細かく段階分けされたステップを、一つずつ登っていくことによって目標を達成していくプロセスを見つけていきます。

小さな達成感を多く体験することができます。

例えば「ちょうだい」という事一つとっても、現状のレベルでどこまで分解して「ちょうだい」に導くか、お子様が今実行可能な段階まで小さくしてご提供します。

てらぴぁぽけっとは、1日2時間の支援を行います。
少人数クラスで、その日一緒になる先生がお子様の成長を見守ります。

まずお子様の身体と脳を起こして、指導員やほかのお子様との波長を合わせていくために、ひたすら歩いていただきます。（リズムウォーク）
音楽に合わせて歩くという、一見するとただ単調な動作の中で自然と脳が起き、人と歩調を合わせることができ、適度に疲れて脱力し、先生の話を受容できるようになり、セラピーを受ける効果が高まります。

個別セラピーをしても、すぐにお子様が忘れてしまわないように、集団のお部屋に戻ったら、お子様が今やったセラピーを「みんなの中で出来るかな」という確認をして行きます。
個別セラピーで、正しいフォームを学んだら、それを他のお子様がいる実践の中でフォームを使えるようになるよう支援して行きます。

てらぴぁぽけっとに到着したら、まず手を洗って、トイレ・水分補給を行って、ご挨拶したら、流れている音楽にあわせて先生と輪になって歩きます。

時間はだいたい25分から30分。
そんなに歩いたら疲れちゃうんじゃない？
いえいえ、そんなことありません。

お子様はもっともっと身体を使って活動できます。
でも身体の使い方が安定しないために集中力が持続しなかったり、刺激に過敏に反応したりします。
リズムに沿って、大人と一緒に、みんなと一緒に歩いていくことで呼吸と歩調、協調性に対する平衡感覚が生まれ、セラピーに入る準備のための運動となります。

さらにセラピーと合わせてリズムウォーク行うことには理由があります。
集団での運動環境を作る事で

• 模倣（まねする）
• 指示を聞く
• 皆で遊ぶ

ことに、自然に導かれてゆくきっかけになります。

★目的

個別セラピーは、一人一人の発達段階に合わせて、保護者様、お子様のご希望やご心配の軽減の為のプログラムを実施します。概ね30分から40分程度、個室又は集団室で先生がマンツーマンでお関わりします。

★どんなことをやるの？

学習の進捗に従った個別プログラムです。
お家でも、教室でも出来るようになるためのプログラムを段階的に作成し、進めまて行きます。
基本となるプログラムはありますが、お一人お一人のご希望と発達に合わせて個別プログラムを作り、ご家族様にもご説明します。

★セラピーのポイントは？

「“欲しいもの”を言葉を使って言えるように。」という希望があったとします。環境設定とマンツーマンの援助で、「…だい。（ちょうだいの語尾）」が言えるようになりました。他の先生にも言えました。更にお家でも「…だい。」の発語の時は本人が要求している物を出来る範囲で渡してもらえるようになりました。それができたらその後「おーあい」次いで「ちょうだい」と明瞭性を形作っていきます。